キャッチボールで技術を生かせ。

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ナカサクの仕事「薄板研磨設備」

専門メーカーではない。だから柔軟性を失うな。
クライアントのニーズに、もっともっと
間近に近づけるアイデアを生み出すために。




ある工程を行う設備機械を統合させ、自動化されたひとつのラインに仕上げる・・・。ナカサクの得意とする分野である。ガラスメーカーから、ひとつのオファーが届いた。携帯電話機に使われるガラスの研磨をこれまで一台一台の機械で行っていたのだが、それをひとつのライン上でできないか、というものだった。

ナカサクのもつ自動化の技術が求められていた。時間がなかった。さっそく設計図にとりかかった。設置されるスペースを可能なかぎり有効に使えるよう、研磨機20~25台をループ状に配置するレイアウトが採用された。それをひとまわりしてきたときに、0.4~1.1mmのガラスの表面粗度をあげられるよう考えられたものだった。バッチテスト用の試作機も組み上げられた。

クライアントとのつきあいは長かったが、これまで研磨そのものを扱ったことはなかった。研磨は、ディスクの裏面に表面張力によりガラスを貼り付け、回転させながら研磨台に押し付けて行う。しかし、どの程度の回転精度を実現しなければならないのか、その回転数ならどれぐらいの潤滑液が必要なるのか。一方、研磨台から次の研磨台へガラスを送ったり、研磨後の台の洗浄などの自動化の方法は、ナカサクの技術の見せ所だった。

次々とアイデアが生まれ、試された。ガラスメーカーの担当者とナカサクの技術者との打ち合わせが続いた。技術のキャッチボールだった。互いの技術がひとつの製品に歩み寄った。そして、GOがかかった。でき上がった薄板片面研磨設備は、クライアントの工場に運び込まれ、据え付けられた。そこで最終調整を行う手はずになっていた。調整は順調に進んだ。そして、稼働をはじめた。

その後、薄板片面研磨設備は海外のガラス加工メーカーでも活躍し、いま6号機の設計図も仕上っている。


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