ノウハウの血脈を絶やすな。

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ナカサクの仕事「溶解炉金物工事」

技術はつねに積み重ねである。
その積み重ねの上に立ってはじめて、大きな飛躍が生まれる。
だからこそひとつのノウハウもムダにはしない。


ナカサクには、昔から脈々を受け継がれてきたノウハウがある。鉄骨による構造物に対するノウハウである。いま技術開発型の企業として評価や信頼が寄せられているが、昔から培ってきたきたノウハウを過去のものとしてしまう気持ちは、まったくない。技術は積み重ねてこそ生きてくることを、身をもって知っているからだ。幅広いノウハウの蓄積は、大きな財産にほかならない。

そんなナカサクを信頼して声をかけてきたのは、レンガ築炉メーカーだった。ある製瓶メーカーの溶解炉の取り換え工事だった。レンガで築かれた窯を鉄骨の構造物で覆う溶解炉は、一度入れられた火は落とすことができない。ガラスを溶かすために1400度~1500度度で熱せられ続けるのだ。そのためレンガの傷みなどで、約10年に一度、取り換え工事を行わなければならないのだ。

依頼主のレンガ築炉メーカーと、外側の構造物を担当するナカサクの共同プロジェクトである。技術者同士の打ち合わせが続けられた。築炉メーカーから内部のレンガの窯の図面が仕上ってきた。外側の構造物の設計と製作にとりかかった。炉というものを知りつくしていなければ、設計はできない。だが、ナカサクにはノウハウがあった。

そしていよいよ、エンドユーザーの現場で組み上げられた。時間は限られていた。これからが勝負だった。炉は、その立ち上げが最もたいへんなのだ。火を入れ、熱を上げながら、ターンバックルでの調整が続く。熱との闘いだ。今回の炉は、高さ7m。足場のないところでの作業となった。高さとの闘いだ。調整が不備に終われば、炉は崩壊する。

だが、ここにもノウハウがあった。夜も目を離すことはできない。スタッフ交代での作業となった。立ち上げ完了は、期日に間に合った。エンドユーザーの担当者から、ねぎらいの笑顔が届いた。


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